こんにちは! 今日は私自身の体験をもとに、腰痛と女性ホルモンの関係性について詳しくお話したいと思います。腰痛と聞くと、筋肉や神経の問題をイメージしがちですが、実はホルモンバランスの乱れが引き金となるケースもほとんどありません。
長年の腰痛体験とその変化
私の腰痛歴は、小学校3年生の体育祭でぎっくり腰を経験したところから始まりました。 その後も痛みが続き、高校には両膝を内視鏡手術で治療するほど、下半身に負担がかかっていました。
さらに、5年前には介護職での利用者様との転倒事故により、夜間椎間板ヘルニア(L4-L5)が発生しました。特にL4-L5の部位は一時ヘルニアの中でも頻繁に部位で、座り仕事や立ち仕事が多い人に頻繁に見られる傾向があります。
オーダーメイドのコルセットを装着して仕事をする日々を送り、腰痛と見つめ続けてきました。 そして最近介護再び職に就き、仕事を始めて3週間ほど経つ頃から、向いて寝ることさえ難しいほどの腰痛が再発しました。
突然軽減した腰痛、その理由は?
そんな中、突然腰痛が軽減していることに気がつきました。 驚くことに、ストレッチや運動、筋トレなどの特別なケアをしていないのに痛みが改善しているのです。考えてみると、ちょうどそのタイミングで女性特有のものが始まっていたことに気づきました。
ここで注目したいのが、腰痛と女性ホルモン、特にエストロゲンやプロゲステロンとの関連です。
私の場合、仙骨部分の急激がヘルニアだと思い痛かったけれど、実際にはホルモンバランスの乱れによる症状である可能性が高かったのです。
腰痛と女性ホルモンの科学の背景
女性ホルモン、特にエストロゲンは、骨や筋肉、神経系への影響を考える重要な役割を担っています。 エストロゲンの分泌は卵巣で主に行われますが、仙骨周辺の組織でも一部が合成されることが知られています。
ホルモンバランスの乱れが腰痛を考えてみる
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エストロゲン不足による筋肉・靭帯の影響
エストロゲンは、筋肉や靭帯の柔軟性を維持する役割があります。分泌が低下すると、筋肉が硬くなり、外側や仙骨周辺に過剰な負担がかかりやすくなります。 -
プロゲステロンの過剰分泌
ストレスや環境の変化により、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の分泌が増加すると、相対的にプロゲステロンの影響が強くなる場合があります。 -
自律神経の乱れ
ホルモンバランスの乱れは、自律神経系(交感神経と副交感神経)のバランスにも影響を与えます。 特に、交感神経が優位になると筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な腰痛や肩こりにつながります。
女性ホルモンバランスの乱れとストレスの影響
新しい職場や環境の変化があると、女性の体はホルモンバランスが崩れやすくなります。 特にストレスが原因で、視床下部-下垂体-副腎軸(HPA軸)が過剰に活性化すると、ホルモン分泌のリズムが乱れることがあります。
- エストロゲンの減少:ストレスでエストロゲンが抑制され、腰痛や骨盤周囲の不調が発生します。
- コルチゾールの増加:慢性ストレスがコルチゾールを過剰に分泌させ、炎症が起こりやすい状態になります。
セルフケアで腰痛を改善する方法
腰痛がホルモンバランスと関係している場合、筋肉や神経系のケアに加え、ホルモン系を整えるセルフケアを取り入れることが効果的です。
1. 仙骨ケア
仙骨周辺を優しくケアすることで、緊張を早め、血流を促進できます。
- 泡で洗うケア:お風呂で仙骨部分を泡で優しくマッサージ。これだけでも緊張が緩和されることがあります。
- 温熱療法:蒸しタオルやホットパックで仙骨部分を温めることで、血流改善と筋肉のリラクゼーション効果が期待できます。
2. アロマトリートメント
エストロゲン様の効果が期待できるクラリセージや、自律神経を整えるラベンダーを使ったアロママッサージがおすすめです。
3. 適度な運動
骨盤周りの血流を促進するための軽いストレッチやヨガを取り入れます。
- 骨盤の前後傾運動
- 仙骨を刺激する「キャット&カウポーズ」
4. 栄養補給
ホルモンバランスを整えるためには、以下の栄養素を積極的に摂取しましょう。
- ビタミンE(ナッツ類、アボカド):エストロゲンの生成をサポート
- マグネシウム(ほうれん草、バナナ):筋肉の緊張を緩和
- オメガ3脂肪酸(サーモン、チアシード):抗炎症作用
プロの施術で根本的な改善を
それでは、ホルモンバランスの乱れに関連した腰痛を総合的に改善する施術をご提供しています。
- 骨盤調整:骨盤の歪みを整えることで、仙骨周辺の筋肉や靭帯の負担を軽減します。
- アロマトリートメント:ストレスを緩和し、自律神経やホルモンバランスを整えます。
- 全身バランストリートメント:筋肉・骨格・ホルモンの3つの要素にアプローチ。
腰痛で悩んでいる方も、実はホルモンバランスが原因かもしれません。 長めに腰痛や肩こりには、筋肉や神経だけでなくホルモンの観点からアプローチすることが重要です。お一人おひとりに合った施術プランをご提案させていただきます。お気軽にご相談くださいね!