毎日毎日暑いですねぇ…!
大阪では体温を越える日もあったりして
室内ではクーラーがマスト!
熱中症も増えていますので
無理せずにしっかりと活用していきたい所です。
が…
この時期ダルさを感じる方が多いのも事実。
そのダルさ、実は「冷房病」かもしれません。
まだまだクーラー必須の時期が続きますので
今回はちょっぴり怖い
冷房病の原因、症状、対策や治し方、冷房病になりやすい人の特徴についてお話していきますね。
冷房病とは何?
冷房病とは、エアコンがよく効いた場所に
長時間滞在する事によって起こります。
本来暑い季節だと身体が認識しているのに
寒い場所にずっといる事により
体温調節機能が不具合を起こし、
温度差にうまく適応できなくなってしまうのです。
つまり、
冷房病は、自立神経失調症の一つです。
今は外と室内の温度差も大きいですもんね。
身体が調節できる範囲にも限度があります。
冷房病になりやすい方の特徴
困った事に、この冷房病。
なりやすい方の特徴があります。
・普段から体温が低い方
・冷え性の方
・女性や高齢者
元々体温が低い方や冷え性の方は、
クーラーで更に冷えて、低体温になりやすい。
というのはなんとなくイメージつくと思うのですが
女性や高齢者は…?
と、言いますと…
女性や高齢者は、成人男性に比べると
どうしても筋肉量が少なくなりがち。
筋肉は熱を貯めます。
つまり、冷房によって冷えた時に
身体本体を守る力が強いという事。
元々自律神経というのは
「命を守るために体温を、どんな状況下でも適温にキープさせる」
という働きがあるのですが、筋肉に守られていない場合、熱をキープさせる事ができなくて機能しにくくなるのです。
冷房病の原因
人体の不思議でもありますが
夏の暑い季節には、
熱を体外に逃すために、毛細血管を広げ、汗をかいて体温をなるべく下げようとする
冬の寒い季節には、
なるべく血管を収縮させて熱を貯めこもうとする働きがあります。
このように夏場に体温を下げようとしている体の状態で
冷房の効いた場所にいる事により、体が冷えすぎる。
また、屋外との激しい温度差に身体の対応ができず、自律神経が混乱してしまって体調を崩しやすくなるのです。
特に今の季節ですとどこにいってもクーラーが効いていますから、
血管も体も自律神経も
熱を守らなければ!
熱を放出させなければ!!
と大忙し。
自然にダメージを受ける事も想像できますよね。
冷房病の症状
では冷房病とはどんな症状が出るのか。
・手足のしびれ
・疲労物質や老廃物の滞留
・免疫力の低下
この三つが多く上げられます。
・手足のしびれ
冷房病に陥ると、末端が冷えて手足まで血流が届きにくくなります。
お年寄りが季節関係なしに手足にしびれが出るのも、毛細血管が細くなり血流の流れが滞るから。
お若い方でも、冷えにより血管が収縮し、しびれがでる事もあります。
・疲労物質や老廃物の滞留
冷えによって内臓を含めた全身の血流が悪化する事で
本来血液の流れに合わせて流れていく疲労物質や老廃物がうまく循環できなくなります。
また、体が冷えてる=温まらない=発汗できない。
そうなると疲労物質や老廃物は、外に出す事ができません。
それによって、体内にどんどん溜まっていき、ダルさを感じる事になります。
・免疫力の低下
低体温について一時取りざたされていましたが、
体温が1度下がるごとに、免疫力が30%以上低下すると言われています。
また、エアコンの利用によって空気が乾燥する事により、鼻やのどの粘膜も乾燥します。
免疫が下がっている事に加え、乾燥した場所にウイルスが付着する事により、今の時期の風邪は重症化するとも言われているんです。
冷房病の対策
冷房病には特別な治療方法は無い。と言われています。
なるべく屋外と室内の温度差を5℃以内に抑えるといい。
とは言われておりますが、この体温越えの猛暑で実践するのはなかなか厳しいですよね…
となると、効果的なのは
・体をしっかりと温める事。
こんな暑い時に?!
そう。敢えての暑い時に。笑
暑い時は冷たい飲み物が欲しくなりますが
温かい食事や飲み物を摂取して
身体の内側からしっかりと温めてあげる。
これは、昔から言われていることで
「暑い時こそ熱いものを!」なんて
耳にしたこともありますよね?
つまり、
意識的に汗をかいてしっかりと内側に溜まった老廃物を外に出してあげる事が大切になってきます。
シーズでは系列店
よもぎ蒸しと腸もみサロン HANARe
でのこちらのメニューがオススメです。
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内側から温めて、汗から
更に内臓から老廃物をデトックス。
冷房に負けない体になるには、内側から温めるのが一番効果的なのです。
まだまだ続く酷暑の夏。
クーラーにお世話になる事もまだまだあると思います。
そのダルさは、暑さのせいではなく、冷えのせいかもしれません。
夏のダメージは冬に大きく影響していくもの。
なるべく早めに、定期的に、しっかりとケアをして、次の季節に備えていきましょうね。