アレルギー症状を抑えるために、出来ること。【後編】

前編からの続きです。

前編では、花粉症などのアレルギー性鼻炎の完治は、中々ハードルが高いこと。

免疫力を高め過ぎてもダメ、下げすぎてもダメ。

〝バランス〟が大切だと言うお話をしました。

 

前編はこちらからどうぞ(^^♪

免疫力を高めすぎてしまう要因の1つとして挙げられるのが、

副交感神経が優位になりすぎること。

免疫機能が過剰に働いてしまう状態になってしまうのです。

 

ちなみに、交感神経は、血管を収縮させ、くしゃみや鼻水を抑えます。

 

前編の冒頭に出てきた「モーニングアタック」っと言うのは、睡眠時の副交感神経が

優位となって働いている状態から、寝起きで交感神経が優位に働く状態への

切り替えがうまくできないために、起こっている現象です。

つまり、交感神経の働きが鈍い状態になっていると言うこと。

 

どちらにしても、免疫機能で症状は抑えられそうじゃないか?!っと

思ってしまいそうですが、、、

 

結局、簡単に言ってしまうと、自律神経が乱れていることによる〝不具合〟ですかね(;^ω^)

 

個人的には、少々ややこしい感じがしてしまうのですが…(苦笑)

ようは交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、花粉を追い出す働きが

うまく稼働してない状態だと認識しています。

この春の時期と言うのは、ヒトが最もストレスを溜めやすい時期だとも言われています。

 

季節の変わり目だと言うのはもちろんですが、入学・卒業、入社、異動などなど、

〝人生の節目〟に当たることが多い時期。

そして、それに伴って年度末と言うのは何かと忙しい時期でもありますよね。

『変化』と言うのは、それだけでストレスになり得るので、疲れなども重なると

自律神経が乱れ、免疫機能がうまく働かなくなり、花粉症の悪化に繋がると言う…

 

そういった観念からも、

私たちが、今できる一番の対策法は『自律神経を整える』ことだと、思います。

 

簡単なようで、一番難しいのかもしれませんが…(;^ω^)

 

とある大学の教授の記事で、

『健康とは〝すべての細胞に質のいい血液をしっかり流せている状態〟をいう』とありました。

健康だからこそ、良いパフォーマンスが行えるそうです。

 

その血流をコントロールしているのが、自律神経です。

自律神経の働きが悪いと、パフォーマンスが下がり、もしかしたら人生そのものに

影響を与えてしまっているかもしれません。

 

コラムなどでもよくお話していますが、この大学教授の記事の中にも

ストレス社会のために、交感神経が優位になっている人が多いとあります。

つまり、ストレスを溜めてイライラしたり、つねに緊張しているような状態(-_-;)

 

皆さま、、、生きづらくなっていませんか??

 

ストレスは、知らず知らず溜め込んでしまっている事もあるため、

花粉症依然に、体調そのものを蝕んでしまう可能性があります。。

 

ある意味、花粉症は身体からの〝サイン〟だと受け止めて、まずは自律神経が乱れてないか

ご自身の体調を見つめなおす所から始めてみてくださいね。

①質の良い睡眠をとる

なによりまず、睡眠が大切です!

自律神経が乱れていると言うことは、身体の調節機能がうまく稼働していない状況。。

これは、不調の元です。脳が疲れていると、自律神経に影響を与えます。

脳の回復には、睡眠が絶対です。個々によって身体にあった健康法はそれぞれありますが、

万人共通で大切だと言えるのが、睡眠です。

 

②適度な運動

身体を動かすことは、ストレス解消にも繋がります。ハードな運動はNGで、軽く身体を動かす

イメージです。呼吸を意識できるヨガは、自律神経を整えるのに最適です。

胸式呼吸は交感神経が優位になり、腹式呼吸は副交感神経が優位になるそうです。

 

 

③生活リズムを整える

まずは、朝起きたら朝日を浴びましょう。太陽の光が目から入るコトによって

セロトニンが分泌されます。セロトニンが分泌されると交感神経が優位になり、

活動に適した状態に切り替わります。

時間起床と就寝の時間を固定すると、脳が時間を覚えるので睡眠の質もキープできます。

すでに不眠で悩んでいる人は、午後に15~30分ぐらいの昼寝をするのがオススメです。

適度な昼寝は副交感神経が働き、心身共にリラックスさせてくれます。

 

④腸内環境を整える

脳と腸は、情報伝達によって互いに影響しあっています。

つまり、腸内環境が整えば、脳が不安を感じることがなくなり、逆にストレスがたまると

便秘になったりするワケです。

腸の消化機能が正常に働いていれば、脳の機能の正常に働いてくれますよ。

食物繊維や乳酸菌を意識して摂取したり、普段不足しがちな栄養素(ビタミンやミネラル)を

意識した食事を取るのもオススメです。

内臓や血管などの働きをコントロールし体内環境を整えているのが、自律神経。

その自律神経を整えると言うことは、健康の源のようなモノです。

 

残念なことに、年齢とともに副交感神経の働きは下がっていくと言われています。

自律神経のアンバランスは、腸内環境の悪化にもつながり、腸に増えた有害物質を含んで

汚れた血液が、全身に運ばれると言う。。

 

〝老化〟を招く原因でもあるそうです。

 

アレルギー症状の話から、大きく飛躍したように見えますが、根本的な解決には

とても大切な要素になります。

薬を飲んだりする対処療法では、年々大変になっていく可能性がありますからね。。

 

念のため、、、

花粉症だからと言ってみんながみんな、不健康だと言うことではありません(;^ω^)

ただ、自律神経を整えることは、血流も促すことになるので、

花粉症に限らず、身体によいことはたくさんありますから!

ぜひ、試してみて欲しいです(^^♪

 

今のうちから、自律神経を整える生活を意識することで、

皆さまの未来が、もっともっと素敵なモノになるかもしれませんよ♪

上手くリラックスできない時は、ぜひシーズにもお立ち寄りくださいね☆