新年度が始まり、新元号『令和』の発表があり、新しい時代の始まりを感じられる季節。
ワクワク・ドキドキするような高揚感もさることながら、
先日のような雨でまた寒くなったりして、異常気象とも言える環境に、
不安を覚えたりする方も、いらっしゃるかもしれません。
『天気が悪いと、なんとなくテンションが下がる』
…っとよく言いますが、気分だけならまだ良い方で、場合によっては、
それだけで体調を崩される方も、実際にいらっしゃいます。
頭痛や身体のだるさなども、そのひとつ。
ただ疲れているだけ…っと侮っていると、症状がひどくなっていく可能性もありますので、
十分注意が必要です。
こういったケースは、大抵の場合『自律神経の乱れ』が原因だと考えられます。
コラムでも何度も登場しているワードですよね。
自覚する事はできないのに、身体にとっては一番影響が大きい要素とも言えるので
今回の内容は、ぜひとも頭の片隅に置いておいて欲しいです。
*自律神経とは?
まずは、自律神経についてのおさらいから。
自律神経とは、簡単に言うと自分の意志とは無関係に、
身体の働き(心臓を動かしたり、血液を流したり、体温調節など)を維持する神経のことで、
交感神経と副交感神経の2種類があります。
「交感神経=緊張」「副交感神経=緩和(リラックス)」。
この緊張と緩和のバランスをとって、身体の機能を正常に保っていると考えてください。
暑い時には体温を下げるように働き、寒い時には熱を作るように働く…っと言った感じです。
この自律神経を働かせているのが、外部刺激。
この外部刺激を言い換えると〝ストレス〟…ってご存知でした?!
例えば体温調整する際の「暑い」も「寒い」も外部刺激。それもストレスになるのですッ!!
ハラスメントが横行するこの時代、ストレスってどうしてもメンタル的なイメージが強いですが、
厚生労働省のHP内にはこんな風に記載してあります。
>>進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激です
(参照:みんなのメンタルヘルス)
そう…、メンタル的なことだけではなく、
人生の〝大きなイベント〟までもストレスと言えるのです。
※念のため補足しておきますが、この場合ストレスは「嫌な事・不快」ではなく
「外部刺激」と捉えて下さいね。
ですが、そういったストレスは、天候や騒音などの環境的要因、病気などの身体的要因、
不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係・仕事が忙しいなどの社会的要因などなど…
溢れかえっているのが現実です。
これだけのストレス(外部刺激)があるから、自律神経もキャパオーバーとなる訳です。。
こうやって要因を見ていると、ストレスのない社会なんて実現不可能に感じるは、
私だけでしょうか?(笑)
自律神経と密接な関係ともいえるのが、『頭痛』。
自律神経がつかさどる血管の拡張や収縮が原因となって起こるためです。
◎首から肩、後頭部周辺の筋肉が収縮して血行が滞ることで、たまってしまった老廃物が
神経を刺激して起こるのが「緊張性頭痛」。
◎低気圧や温度変化、ストレスによる緊張から解放されたときなど、血管が急激に広がり、
それが神経を圧迫することによって起こるのが「片頭痛」。
このように「収縮」でも「拡張」でも、頭痛は起こります。
血流がきちんと巡っている環境(カラダ)であれば、なんら問題はありませんが、
ストレスのない現実などあり得ない以上、過度に負担がかかってくれば、
頭痛が伴ってくる可能性が高いと言うこと。
あり得ないと言うのは大袈裟かもしれませんね(;^ω^)
どちらにせよ、パソコンやスマートフォンが当たり前になっていて、
異常気象ともいえるような寒暖差があるような日常では、要注意事項になってくるのは
変わりありません。
自律神経は自分の意志では、どうしようもありませんから。。
今の時代、癒しやリラックス効果などを求めるヒトが多いのは、こういう背景も
あるからなのかもしれません。
「自律神経→頭痛」と言うベクトルより、「カラダ→頭痛」の方が対処しやすいですからね。
シーズオーナーのシナさんが、ヘッドスパに力を入れているのは、そのためでもあります。
これからもっとニーズが出てくる可能性もあります。
すでに頭痛などに悩まされている方は、ぜひ一度相談しに来てくださいね(^^♪