「さとう式リンパケア」がテーマの今回。いよいよ本丸に突入です!
触れて・ゆらして・緩ませる…だけで、なにが出来るの?!っと言うのが
正直なところかと思います(笑)
これまでの概念からすると、仕方のない部分だと思っています。
ですが、これも『身体を整える』に他ならなくて、ゴールは同じなのです。
いや、、ケアは悪くならないための行動だと考えると、さらに上なのかもしれません。
不調を未然に防ぐ、そのためのセルフケアに。
ぜひさとう式を取り入れて欲しいのです。
さとう式は、これからお話する3つの理論は、変化をイメージしやすくするため。
ダイエットの時も、目標とする体型の写真を目のつく所に貼っておくと良いって、
聞いたコトありませんか?
さとう式も同じです!ゴール(目的)をイメージすると効果が高いのです!
1、体は腔で構成されている
まずは、先週お話した「腔」の復習から、、
「腔」とは、身体の中にある空間のコト。大きく3つに分けて
口腔=鼻や口、喉もとの空間
胸腔=肩から横隔膜の空間
腹腔=横隔膜から骨盤の空間
…があります。
イメージ的に言うと、大きさの違う円柱状の筒が積み重なっている感じでしょうか。
この筒状の空間が、きれいに積み重なっていると、身体に必要なモノが
滞りなく流れていける状態と言うコトになります。
さとう式では、この筒状の空間【腔】を整えると言うコトが、一番の目的となります。
2、身体を支える筋肉は屈筋
腔のバランスを崩す1つの原因として、筋肉があります。
「屈筋」とは、関節を曲げる筋肉のコト、伸ばす筋肉は「伸筋」と言います。
人間の筋肉は、この2種類に分別されて頭を支えています。
さとう式では、腔が潰れてしまうのは、この2種類の筋肉のパフォーマンスが
落ちてるからと考えます。
上記のイメージ図のように、身体の胸側に屈筋、背中側に伸筋があります。
姿勢の悪さから、屈筋が縮まったままの状態になり、伸筋はそれを整えようと
後ろに引っ張っるような状態になります。
つまり、それぞれ赤と青の矢印の方向へ、引っ張り合っているような状態で
筋肉が固まってしまうので、腔は潰れたままになり不調を起こすのです。
そして、屈筋のひとつである大腰筋は背骨にくっついて、骨盤周りを支えています。
骨盤周りと言うコトは、、屈筋が固まっていると骨盤も傾いたまま、、っというコトに
なりますよね。
だからこそ、屈筋には姿勢を保つ役割をしっかりと果たしてもらうために、
これらの筋肉を緩める必要があるのです。
この先の、3つ目の特徴は次回。。
腔を整えるために、屈筋が重要ポイントとなり、屈筋をフル活用するために
筋肉をゆるめる必要がある…。
全ては繋がっているのです。次回もぜひご一読くださいね(^^♪
「姿勢を保つ」ためには、もちろん骨も大切です。その骨にくっついている筋肉から
アプローチをかけて行くのがさとう式。
整体などで、骨をバキバキやって正常の位置に戻しても、また悪い姿勢に戻ってしまうのは
筋肉が引っ張るから。背骨だけ治しても、根本解決にはならない…。
そう考えると、さとう式はとっても理にかなっているのです。
さとう式リンパケアを開発された佐藤青児先生がおっしゃっているのは、
「身体の基本原則に従っているだけ。」
そこを忠実におさえて、仮説を実証を繰り返している。
だから、だれも反論しない。…っというより反論できませんもんね(^_^;)
一度学んでみると分かるのですが、やはりそこかしこで、素朴な疑問が湧いてきます。
ですが、全てロジカルに答えてもらえるスゴさを知って欲しい!(笑)
※念のため、「私の質問には…」と言う補足をしておきますw
ちなみに、、
上半身の屈筋は、胸側についていて、下半身は背中側についているそうです。
これは、もともと人間が四つん這いの生き物だった名残らしいです!
二足歩行で頭の重みを上手に活用するのに、上半身は表側、下半身は裏側についた方が
効率的なんですって。
人間のカラダは、結構メカニカルに出来ている。。
そんな雑学も学べてしまう所も、さとう式の面白さかもしれませんね(^^♪