今月は『妊活』をテーマにして、色々なアプローチ方法があるコトを知ってもらうべく
いくつかの〝選択肢〟ご紹介しています。
そのラストは『ファスティング』です。
ファスティングとは、断食。読んで字のごとく、食物を断つと言うコト。
今のご時世、ダイエットや健康法として、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
実はこの『ファスティング』が、妊活にも有効なのです。
ファスティングは、痩せるために、ただ食べない…っと思っている方も
いるかもしれませんが、そもそも論を言うとダイエットの為ではなく、
ヨガでの修行や病気の治療のために行われていたモノです。
「朝昼晩、しっかり食べないと身体に悪い！」っとおっしゃっている世代の方も
いまだに居ますが、これが大きな間違いなのです。
親御さんからそう刷り込まれたお子さんは、さらにその子供に同じコトを教える、、
子供の頃の刷り込みって、それが当たり前の認識になるコトが多々あり。。
もし子供が情報をアップデートしようとしても、親は受け付けなかったりして。
ある意味、消えない都市伝説なのかもしれません（笑）
人間の胃や腸は、食品の添加物や過食によって酷使されると、機能が弱ります。
一般的に、時間になったら食べる。っと言う方がほとんどだと思います。
朝起きたら、、
昼12時になったから、、
夜、家族みんな揃ったから、、
こんな風に、時間に流されて食べている方は、恐らく空腹を感じてない方がほとんどで、
〝食べ癖〟が付いているようなモノだと思われます。
食べていれば、もちろん胃腸機能は消化に必死になって働いてくれるけど、
内臓だって、身体の一部です。酷使すればどんどん衰えて行ってしまいます。
では、なぜ内臓を休ませるコトが『妊活』に良いのか…？
ファスティングを行うコトで、胃腸の機能が回復します。
この〝胃腸の機能〟が、ポイントになります。
胃は、食べ物を消化・吸収しやすい形に整えます。
腸は、血流を含め、カラダに必要な栄養素などを消化・吸収して各臓器へ運搬します。
胃の機能が落ちると、腸で消化・吸収しずらくなり、連鎖して腸の機能も落ちます。
コレはつまり、食べ物からの必要な栄養素をカラダに取り込みずらくなる上に、
カラダに不要なモノを排出できずに溜め込んでしまうと言うコトになるのです。。
※ちなみに、これが便秘の原因です(;´Д｀)
体内に不要なモノを溜め込むと、老廃物をさらに排出させづらくさせ、
血流が悪くなり、冷え性へと繋がると言う、負のループに陥ります…(-_-;)
どれだけカラダに良い食品を取ろうとも、吸収する内臓機能が弱っていれば
あまり意味をなさないコトが、お分かり頂けるかと思います。
だからこそ、一旦内臓を休ませてあげるコトが大切なのです。
内臓機能を回復させるコトで、子宮にもしっかりと栄養が行き届くし、
要らないモノを排出できるため、子宮内もキレイになると言われています。
子宮の機能が上がれば、卵子の質の向上も期待できます！
以前、酵素ドリンクが流行ったコトがありましたよね？
1日1食か2食、食事に置き換えて酵素ドリンク等を飲むダイエット方法。
これ、ワタシも試したコトがありまして。
当時は、1日に食べる量を減らしているから体重が減るのであって、
ドリンクは栄養を補うモノだと思ってました（笑）
でも、ファスティングを知って、初めてカラクリを認識した次第です(^_^;)
酵素は、消化や代謝を促す物質です。
ファスティングで内臓を休めているからこそ、酵素を全て代謝に回せるようになって、
効果がしっかり出たんですね！
妊活をされている方は、色んな意味で〝デトックス〟が大切です。
体内に不要なモノは出さなきゃいけないし、不調のもとになるストレスは
発散しなきゃダメです！
ファスティングが妊活に有効な１つの理由として、体内の有害物質も排出できるっと
言うコトもあります。最近、増えていると言われる赤ちゃんのアトピーやアレルギー。
これらは、お母さんの体内にあった有害物質が原因であると言う説もあるのです。
だから、できればそんな不安要素は、除いておいて欲しいのです。
お母さんのカラダの中をキレイに整えるコトは、赤ちゃんが心地よい環境を作るコト。
何より、体内の毒素が排出されると若返り効果もあるため、
元気に赤ちゃんを迎えられますよ！
最後になってしまいましたが、
ファスティングは、ただ「食べなければいい」と言うモノではありません。
間違ったやり方で、逆にカラダを壊してしまう可能性だってあります。
当然、正しいやり方がありますし、ファスティング中、好転反応で
頭が痛くなったりする事もありますので、正しい知識を持って行うことが大切です。
シーズでは、ファスティング指導も行っていますので、ぜひご相談くださいね！